外国人の起業で在留資格要件が厳格化
2025/11/17
~「経営・管理」ビザ、11月16日から改正~
出入国在留管理庁は、外国人が日本で起業する際に必要となる在留資格「経営・管理」の取得要件を見直しました。
今回の改正省令は2025年11月16日に施行されます。
改正の概要
今回の主な変更点は次のとおりです。
① 資本金要件の引き上げ
これまで「500万円以上」とされていた必要資本金が、3,000万円以上に引き上げられます。
② 常勤職員の雇用義務
起業する際、日本人や永住者などの常勤職員を1人以上雇用することが義務づけられます。
③ 日本語能力の要件追加
申請者本人または雇用する職員のいずれかに、相当程度の日本語能力が求められるようになります。
④ 経営経験・学歴に関する条件
申請者には、経営または管理に関する3年以上の職歴、もしくは関連する学歴を有することが必要になります。
⑤ 専門家による事業計画の確認
提出する事業計画については、中小企業診断士など専門職による確認が求められます。
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